手仕事の風景の連載も今回で最終回となりました。
陶人形と陶磁の方々です。
まずは陶人形のさかいゆきみさんです。

「ゆきみドール」と呼ばれる、可憐な陶人形の制作で有名です。
さかいさんは毎回、絵付け体験のワークショップを開いて下さっています。

今年も子ども達に人気でした。

だるま、おひな様、こいのぼりなどの絵付けができたようです。
続いては、陶磁の方々です。
(以下の解説は、実行委員で陶芸家の十河さんに追加してもらいました)
まずは、大谷哲也さん。

何て美しく揃った仕事。ため息が出ます。。

これは寸法を揃えるために必要な物差し(「トンボ」と言います)ですね。
次は、清岡幸道さん。

上の大谷さんと同じく信楽在住の作り手さんです。

耐熱(直接火に掛けられる)の作品が充実していました。
続いては長島慶明さん。

地元岡山の若手!

一番手前の順番に倒れているのは「ゼーゲルコーン」という窯の温度を示す道具です。
続いては田鶴濱守人さん。

男性的な野性味の中にもセンスが光る作り手さんです。

ろくろ成形に使う様々なコテや、うつわに白い刷毛の模様を施すための道具です。

底を削る道具。実際の当て方を見せてくれています。
次は福岡彩子さんです。

海外(イギリス)で焼きものを学ばれた若い作り手さんです。

カラフルなコテはアメリカ製。僕も使ってます(笑)
続いて、木村知子さん。

地元から初参加の磁器の作り手さん。染付が素敵です。

道具の並べ方も美しい。さすが磁器を扱う作家さんだ!
続いては、谷口 晃啓さんです。

使いやすそうな急須が並んでいますね。

あ、この方も磁器。常滑の作り手さんです。
次は、角掛政志さんです。

型づくりのお皿です。板状にした粘土を自作の型にかぶせて成形しています。

急須の茶漉し部分を作っておられます。ご本人は簡単そうにやられていますがこれは神業ですよ。
続いて、十河隆史さん。

自分のことを説明するのは難しいなあ。。

焼く前の失敗した素地などを展示しました。
次は、市川孝さんです。

木製の蓋もご自分で作られているとか。

蹴ろくろに成形道具です。種類からして壺を作るためのものでしょうか。
最後は、松村英治さんです。

焼き締めの器。何回も焼いてこの雰囲気を出されるんだそうです。実に骨の折れる作業。

窯の中に作品を詰めている様子を再現しています。
posted by シンドウヨシコ at 12:46|
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FOC2011 第6回
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